桜美林大学と連携するサービス付き高齢者向け住宅「桜美林ガーデンヒルズ」で12月1日、同大健康福祉学群のオンライン授業「介護予防の理論と実践」(渡辺修一郎教授)が行われ、入居者22人が参加した。
授業の内容は「笑いヨガ」。日本笑いヨガ協会代表で桜美林大学院老年学研究科修士1期生の高田佳子さん(62)が講師として登場。入居者は高田さんの指導のもと、手拍子を打ち、手足を軽く動かしながら「はっはっは、ほっほっほ」と声を出して笑う独特なヨガを実践し、その様子はリモートで学生らに生配信された。
認知症予防にも
面白いことがなくても、笑う動作をすることで脳が楽しく感じるホルモンを出す。腹から声を出し、顔の筋肉を動かすことで血流が良くなり、脳や全身への酸素供給をスムーズにすることから認知症にもなりにくいという。実践した入居者らからは「身体がぽかぽかして軽くなった」との声が聞かれた。
高田さんは「日常の中に笑いを入れて無理のない動作だけで元気になれる。コロナ禍のストレスも吹き飛ばせる」と話した。
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