任期満了に伴う東京都議会選挙は7月4日、投開票が行われ、町田市選挙区(定数4)では公明党の小磯善彦氏が2万7千6票を獲得しトップで当選。都民ファーストの会の藤井晃氏、自由民主党の星大輔氏、日本共産党の池川友一氏が議席を確保した。
小磯氏は投票締め切り後の午後10時45分ごろ当選確実がテレビで告げられた後、「新人候補が多い中、経験を積んだ役割があると訴えてきた。コロナ対策やその後の経済対策、文化芸術の支援等や、町田の魅力を上げるまちづくりをしっかりとやっていきたい」とコメントし、支持者らと固い握手を交わした。
府中市から国替えで出馬した都民ファーストの会の藤井氏は選挙の動向を家族と自宅で見守った。当確の知らせに「なんとか勝ち抜いたという感じ。選挙活動でしり上がりに反応が良くなり、4年前より手ごたえを感じた。専門とするデジタル化の推進を東京からしっかり広げていきたい」と話した。
都議を5期務めた吉原修氏からのバトンを受けた自民党の星氏は「昨日は不安で眠れなかった。今日までたくさんの方に背中を押していただきましたが、これからが始まり。選挙戦ではなく、本日が本当のキックオフです。みなさまとともに東京・町田を作っていくことを約束します」とコメントした。
前回に続き議席を確保した共産党の池川氏は「一人一人の困ったという声から始まるのが政治、そして声を上げれば政治は必ず変わると訴えた。五輪よりも命という問題に対しては多くの方に賛同するという声を聞いた。いただいた2期目の議席で市民と一緒に頑張りたい」と述べた。
そのほか立憲民主党の鈴木烈氏は激しく追い上げたものの及ばず、2議席目を目指した自民党の松岡みゆき氏、無所属の吉田勉氏、今村路加氏、古田真氏は政策を浸透させられなかった。
町田市選挙区の投票率は44・63%で、前回(2017年=54・29%)より9・66ポイント低かった。町田市内で最も投票率が高かった投票区は鶴見川クリーンセンター区で53・30%だった。
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