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町田 コラム

公開日:2021.08.12

織田有楽斎書状 (年未詳)7月11日
蚊にはご用心
協力:泰巖歴史美術館【電話】042-726-1177

 気温が高くなる8月は、蚊が最も活動する時期の一つ。肌の露出が多いこの時期には、蚊に刺されて痒い思いをした人も多いのではないでしょうか。蚊に困っていたのは、今も昔も同じでした。こちらは織田信長の弟・織田有楽斎の手紙です。初代宮津藩主の京極高知に対して、「蚊が多くいるので、明日の朝にお越しの際はゆっくりおいでください」と伝えています。



 夏の間のイメージが強い蚊ですが、その活動時期は4月から11月中旬までの半年以上にもなります。特に活発になるのは22℃から30℃。35℃以上になると活動は鈍くなるそうです。また、蚊は人間の出す二酸化炭素や体温、汗などを感知して吸血に来るそうです。まだ気温の上がりきらない早朝に汗だくで訪問してしまったら、蚊の格好の餌食になってしまいますね。小さな心づかいがうかがえる手紙でした。

 

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