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町田 社会

公開日:2021.10.21

じもと飯
飲食応援、店・客に活気
信金・行政・大学がタッグ組み

  • 盛況のブースを手伝う桜美林大生の姿も

  • 城南信金の川本理事長

 地域産業振興と中小企業支援を目的に全国の信用金庫が参加する「よい仕事ネットワーク」。同ネットワークの事務局を務める城南信用金庫(品川区)が、コロナ禍で疲弊する地元飲食店を応援する取組「じもと飯」を10月16日にぽっぽ町田で開いた。主催は市内の同信金5支店。



 当日は市内12店の飲食店がブースを構え、オリジナルの弁当やセットを販売。11時の開始から、各ブースに長い列ができ、早いところでは20分で完売したという。



 イベントには同信金とそれぞれに包括連携協定を結んでいる町田市、桜美林大学が協力。学生は「信金による飲食店支援」を体験するビジネス演習の一環で、販売の手伝いや客の誘導などを実践した。



 開始の合図を送った同信金の川本恭治理事長は「他の地域でも同じイベントを行ってきたが、行政や大学とのコラボは町田市が初めて。協定を結んだことで、スムーズな協力体制ができた。参加した飲食店もお客さんにも喜んでもらえて良かった」と活況に目を細めた。出店した美舟寿し(魚河岸美舟)の山中健司さんは「弁当を30個用意したが、すぐ完売してしまった。売る方も買う方にも活気があり、大成功では。今まで人を集めてはいけないというなかで苦心してきたが、久しぶりの感覚で嬉しい。次回も機会があれば参加したい」と話していた。

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