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町田 コラム

公開日:2022.03.10

東山名所図屏風(部分)
春のうららの
泰巖歴史美術館【電話】042-726-1177

 3月27日は「さくらの日」です。春の風物詩といえば、真っ先に桜を連想する人は多いのではないでしょうか。桜は日本人にとってなくてはならない花の一つですね。



 桜は平安時代ごろに貴族たちの間で観賞されるようになり、鎌倉時代以降には武士にも花見が広がりました。室町時代には足利義政が京都東山で、安土桃山時代には豊臣秀吉が京都醍醐寺で大規模な花見を開催しました。



 こちらは東山名所図屏風より、京都東山の高台寺を描いた部分です。人々が花見をしていますね。江戸時代に入ると一般庶民の間でも花見が盛んになり、江戸では隅田川や御殿山・飛鳥山、京都では東山や嵐山・仁和寺など、多くの桜の名所が誕生しました。



 コロナ禍の今日は、この屏風の絵のような花見や宴会ははばかられるもの...。近所のちょっとした桜の名所を探しに、散歩へ出かけてみてはいかがでしょうか。

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