ペスカドーラ町田の職員で遊びの広場を企画した 山野 達也さん 大蔵町在住 35歳
胸に掲げる「町田のために」
○…「フットサル以外で、町田のためになることをやりたい」。そんな思いに突き動かされて思いついたアイデアが、「遊びの広場」だ。天然芝の上で体を動かしながらいろんな人と交流する。用意した様々な遊び道具の中でも、お気に入りは竹馬。地元の竹林整備に励む「小野路竹倶楽部」の協力でつくった町田産だ。近所の介護・福祉施設から参加があれば、その都度、できる遊びを考える。「長く続けて、町田に住んでてよかったなと思えるイベントにしたい」
○…市民、企業、行政が集まり地域の課題解決に挑むプロジェクト「町田をつなげる30人」に一昨年参加。地元のために活動する多くの人との出会いが、意識改革につながった。「こんなに町田のために活動している人がいるんだ」という事実に驚き、「この人たちが活躍できる場所をチームで作れないか」と考えたのが今回の催しだ。これまで2回開催し、楽しむ参加者・関係者を見て、手応えも感じている。
○…川崎市出身。小・中・高と和光学園(真光寺)に通い、「町田で育った」という思いが強い。幼少時からサッカー選手を夢見てきた。大学生の時に誘われて受けたペスカの2軍セレクションが転向のきっかけ。24歳でトップチーム入りを果たし、浜松や仙台のチームでもプレーしたが、引退時は「町田でプレーしたい」と28歳で再びペスカへ。「フットボール人生は楽しかった」と振り返る。
○…友人や妻からは「優しい」「怒らないね」と言われることが多く、自分でも冷静なタイプという自覚がある。3歳の息子の成長が日々の楽しみだ。最近では、人との出会いが楽しく、街に出かけることも楽しい。「育ててもらった町田に恩返しできれば」
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