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「茶器袋物師」として活躍する 梅木 和江さん 金井ヶ丘在住 71歳

掲載号:2022年6月30日号

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度胸と行動力の「自立人」

 ○…茶入や茶碗などの茶道具を包む袋を作る職人「茶器袋物師」。「自分は器用なほうではない」と謙遜するも、抜群の集中力で数々の作品を仕上げてきた。今では、茶道をたしなむ人などからの注文が絶えない人気ぶりだ。「1回で気に入ってもらえないと次は無い。依頼には毎回、全力を尽くしています」

 ○…職人人生が始まったのは52歳の頃。知人から送られてきた1冊の仕覆の図録をきっかけに、「こんな素敵な袋を作る人に習いたい」と弟子入り。以前から古美術商の妹の影響で、古く価値ある「名物裂(めいぶつぎれ)」に魅了されていた。海外から古い裂(きれ)を輸入し、人形師や袋物師に販売するビジネスを営んでいたこともあり、入門したとたんに夢中に。根気よく技術を習得し、60歳で独り立ちした。

 ○…福岡県出身。幼いころから父に「自分の考えを持て」と言われて育った。兵庫の短大へ進学し、上京して就職。結婚、出産と人生の一大イベントが過ぎる中、男性についていくだけの人生に疑問を感じ「精神的にも、経済的にも自立した女性になりたい」という夢を胸に抱いた。子育て中も家にこもらず、働く女性に関するセミナーに出かけた。「友人が行かなくても1人で行くというのがポリシー。単独行動が好きです」と凛として前を向く。

 ○…昔から続く価値あるものに惹かれる。美術館を巡るのが気分転換だ。学生時代に苦手だった英語を放っておけず、65歳で通塾。2年後にはマルタなど海外留学へ。度胸と行動力には目を見張るものがある。以前の正月には琵琶湖へ家族旅行を企画。幹事だけでなく、スポンサーも務めた。「自分のお金で皆が楽しんでくれたら嬉しい。貰うよりあげる方が好きですね」

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