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町田 コラム

公開日:2022.08.18

織田信長判物 永禄2(1559)年 12月16日
酒は飲んでも飲まれるな
泰巖歴史美術館【電話】042-726-1177

 8月24日は愛酒の日。お酒好きだった歌人・若山牧水の誕生日にちなんで制定された記念日です。



 この史料は織田信長が造酒商売を営むことを許可した判物です。日本人とお酒の付き合いは古く、縄文時代には酒造が行われていたという説があり、室町・戦国時代には日本各地に酒造の技術が広まりました。



 しかし、宣教師ルイス・フロイスの著書によると、当時の日本人は酒をしつこくすすめあって嘔吐したり、大騒ぎすることが多く、その振る舞いはフロイスの目に奇妙に映ったようです。



 実は愛酒の日にちなむ牧水も、飲みすぎによる肝硬変が一因となって亡くなっています。暑い夏にはついお酒が進んでしまうものですが、ほどほどに楽しみたいですね。

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