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町田 コラム

公開日:2022.09.01

俵屋宗達 烏図
まるい目をしたいい子だよ
泰巖歴史美術館 【電話】042-726-1177

 9月6日はカラスの日。カラスの黒(くろ)い色と英語でカラスを意味するCROW(クロウ)の語呂合わせから、カラス愛好家コミュニティ「カラス友の会」が、カラスの魅力を広く知ってもらうために登録した記念日です。

 カラスは古来より神の使いや吉兆を示す鳥として信仰されてきました。サッカー日本代表のエンブレムの意匠である三本足の八咫烏(ヤタガラス)は有名ですね。

 こちらは俵屋宗達が描いた「烏図」です。墨一色で描かれたカラスはつぶらな目をして、少し間の抜けた様子で愛嬌があります。

 普段はちょっぴり嫌われがちなカラスですが、この絵のようにどこか可愛らしい魅力があるのかもしれませんね。

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