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町田 人物風土記

公開日:2023.08.17

医師・中村哲さんの映画を自主上映する
時田 絢子さん
玉川学園在住 30歳

平和への思い、熱く

 ○…「映画に衝撃を受けた。本人はもちろん、現地の人の力強さや素朴な幸せを見出す感性に感動した」。長年アフガニスタンで人道支援に取り組んだ医師・中村哲さんの活動を記録した映画を自主上映する。自分に同じことはできなくても、「このエネルギーを誰かに伝えることはできるかも」と、企画。当初は友人30人ほどでの鑑賞を考えていたが、チケットは現在約280枚を販売済み。「こんな大ごとになるとは。沢山の方に助けて頂いた。目標は500人。あと一息です」

 ○…幼いころから国際平和や社会のために何かしたいという思いが強かった。寄付や募金を続けていたが「上から目線」ではなく、現地の人を元気づける支援は何かを自問自答する日々。友人に勧められた中村さんの映画で印象的だったのは「現地の方の中村さんへの姿勢。心を開いて受け入れていて。こういう生き方なら私もできるかもと思った」と、理想の支援のヒントを得た。

 ○…京都府出身。上智大学に進学するため上京。子どもの力を引き出すことに魅力を感じKUMONに入社後、「もっと直接子どもたちに関わりたい」と、26歳で玉川学園小学部で英語教師として勤めるため町田へ。英語劇の指導を重ねる内に「心を開いて表現することの大切さ」を感じ、情操教育を広めたいと退職。ふとできた空き時間で自主上映に挑戦した。

 ○…「年齢的に落ち着かなきゃ」と思いつつも「最後の一つ、何かしたい」と来年4月から海外青年協力隊に参加しアフリカ・マラウィで表現芸術科目を教える予定。自由を愛する長女に家族がつけたあだ名は『フーテンのトラ子』。「少し抜けてるけど、皆が助けてくれるって意味らしい」とはにかむ。世界の平和を求め、次の目的地へ。

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