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町田 人物風土記

公開日:2024.04.25

沖縄に伝わる演舞であるエイサーが披露される催しの実行委員長を務める
石井 康一郎さん
旭町在住 51歳

わくわく感を皆にも

 ○…幼い頃から、眺めてきたイベント。エイサーと呼ばれる沖縄などに伝わる演舞が披露され、「たくさんの人が集まる」ものと認識してきた。20代の頃からスタッフとして関わるようになり昨年、今年の実行委員長に任命された。ふたつ返事で受けたが、準備を進めるなか、委員長としての業務量の多さに現在は戸惑い気味。「早く当日を迎えたいですね」と笑う。

 ○…創業70年を超える歴史をもつ小売店の3代目。現在は化粧品を取り扱い、お客さんを迎える日々を過ごす。コロナ禍以降、常連客が外出を控えるようになり、来店が減少。ウエブ上で販売するシステムを構築するなど、社会の変化に合わせた対策を急ぐ。対面での接客こそ大切なものと考えるだけに来店が減るのには寂しさを感じるが、「町田駅周辺も変わった。街を盛り上げることを考えたい」

 ○…穏やかな口調、何事にも誠実な対応を心がける。皆の上に立ち、引っ張るタイプのリーダーではないが、誰に対しても親身になって話に耳を傾ける姿に昔から、多くの友だちがまわりにはいた。そんな顔を一変させるのがバスケ。週1のペースで友人らとボールを追うようになって20年。この時ばかりは感情むき出しでプレー。楽しく、貴重な時間になっている。

 ○…イベントの開催が迫ってきた。20近いエイサーチームの迫力ある演舞を多くの人に楽しんでもらいたいと考える。一方で、会場となる町田駅周辺市街地に足を運んでもらえることにもうれしさを感じる。南大谷に住んでいた幼少期。にぎやかな町田駅に遊びに行くのはわくわくした思い出として記憶に残っている。「皆さんにもそんなわくわく感を感じてもらえたらと思います」

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