本町田在住の奈良秀明さん(41)=中面に関連記事=が7月、日本代表(30代クラス)として、イギリスで開かれるタッチラグビーのワールドカップに挑む。代表として20年以上活躍し続けている奈良さん。念願の世界一を目指している。
タッチラグビーはタックルをタッチにかえたラグビーでキックプレーがない6人制のパスゲーム。奈良さんは競技を始めた2001年から日本代表入りし、5年前に行われた前回のワールドカップまで年齢制限のないクラスの代表として活躍。19年は3位となった。
今回は30代クラスの代表キャプテンが大学時代からの仲間であり、その選手がワールドカップでメダルを取ったことがないことから、「彼と共に獲得を目指すことに価値があると考えた」と奈良さん。7月15日(祝)から始まる大会にのぞむことを決めたという。「世界一を目指します」
俊敏性生かせる
町田で生まれ育ち、高校まで野球に取り組んでいたという奈良さんがタッチラグビーに出会ったのは大学の時。持ち前の俊敏性を生かせる競技として魅力を感じ、実際にプレーしてみると適性を感じた。「動きの少ない野球は苦手な競技でした。タッチラグビーのスピード感が合っていました」
そして、競技を始めた年にすぐ日本代表入り。以来、タッチラグビーの強豪国であるオーストラリアやニュージーランドに渡って現地のクラブチームでプレーするなど、実力を高めていったという。
30代の時にはアジアやヨーロッパなど、24カ国をまわり各地のクラブでプレーしたことも。競技の魅力を再認識する機会となり、タッチラグビーを職業にしていく決意がついた経験になったという。
15年に三輪緑山を拠点とする総合スポーツクラブ「町田ゼルビアスポーツクラブ」が開設したタッチラグビースクールのメインコーチに就任。子どもから大人に対して技術のほか、楽しさを伝える役割を担ってきた。「皆さんの健康づくりのお手伝いができればと思う。町田にタッチラグビーを根付かせていきたい」
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