独自技術で老朽化したインフラのメンテナンス工法を開発した株式会社エコノフリーズ(多摩市)がこのほど、九都県市の「きらりと光る産業技術表彰」の東京都代表に選ばれた。
財産に
東京や神奈川、千葉、埼玉と都県内にある政令市からなる九都県市。その首脳会議では2010年からこの表彰を実施し、活躍している企業とその卓越した技術を九都県市共通の財産としてきた。
先日は九都県市首脳会議で今回の表彰式が行われ、同社のゴルバニレザ代表が出席。「名誉ある賞をいただけたことを大変光栄に思うと同時に、みなさまのお力添えあっての受賞だと感じており、心より感謝いたします」とゴルバニレザ代表は話した。
さまざまな利点
同社が評価を受けたのは、老朽化した地下消火栓のメンテナンス技術「NEF工法」。特殊な工具を使用して、マンホール内に配置された地下消火栓を断水・掘削せずに交換できるもので、従来の方法より施工コストの削減、時間短縮、環境への配慮などの課題解決につながるという。
同社はこの技術により、多摩信用金庫主催の地域で活躍する中小企業を評価する多摩ブルー・グリーン賞で優秀賞を受賞。昨年には都が実施する東京都ベンチャー技術大賞に選ばれている。
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