鶴川エリアに先月開園した都市公園を管理する共同事業体の責任者を務める 登坂 雄太さん 中町在住 34歳
「格好いい大人」に自分も
○…みどり豊かな和の空間を楽しめる都市公園として開園した鶴川香山園。先月行われたオープニングイベントでは和の文化に触れてもらおうと茶会を開き、獅子舞のパフォーマンスなどを披露した。元々園のある場所が灸を施す地であったことから、「お灸に触れる機会も設けた。2日間で5千人近くの方に立ち寄ってもらえた」。予想を超える来場者数に責任の重さを実感する。
○…町田を拠点に飲食業などにあたる企業に籍を置く。大学時代にその企業が運営する居酒屋にアルバイトとして働き始めたのが始まり。何気なく始めた仕事だったが、全力でお客さんをもてなす先輩たちの姿に衝撃を受けた。「大人がこれだけ一生懸命になれるのか」。当初うまく接客できなかった自分も影響を受け笑顔でお客さんを迎えられるように。憧れた格好いい大人に自分もなることが目標になった。
○…居酒屋の店長、そしてそれらをまとめる立場となり、昨年から町田市内の指定管理者事業などに関わるようになった。プレッシャーが強くなるなか、息抜きとなっているのがソロキャンプ。人気が集まっていると聞き実践するとその魅力にはまり、時間をみつけてはキャンプ地へ。「男飯」をつくりたき火と向かい合う。「なぜか富士山の見える場所に行く。落ち着くんです」
○…香山園をまず街の人たちに地域の拠点として認めてもらう必要があると考える。「新参もの」として、賑わいを生み、地域に貢献したいと強く思う。昔から何でもそつなくこなすことができた一方、自分には特化したものがないのではという思いがある。だからこそ求めるのが自己成長。「格好いい香山園を見せる」。そんな大きな仕事が自らの成長につながると信じている。
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