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町田 社会

公開日:2025.07.10

多摩市・一本杉公園野球場
新日本物流スタジアム多摩に
ネーミングライツ 29年まで

 町田市民にも親しまれている一本杉公園野球場(多摩市)の愛称が先ごろ、「新日本物流スタジアム多摩」となった=写真。一般輸送事業などにあたる新日本物流株式会社(本社/立川市曙町)が同球場のネーミングライツ・スポンサーとなったためで、契約期間は2029年3月31日まで。

 1982年4月に開設した一本杉公園野球場は両翼91m、本塁から中堅までは120mと東京ドーム(文京区・両翼100m、中堅まで120m)とほぼ同じ大きさの球場で、収容人員は1万30人(内野1330人、外野8700人)。市民の軟式野球や高校野球の西東京大会会場となっているほか、85年にはプロ野球で投手として活躍した江夏豊さんの引退試合が行われ、一躍注目を集めた。

 多摩ニュータウンの開発事業に関する資料によると、球場のある一本杉公園は元々、町田市の行政区域内にあったものの、その後の変更で多摩市の公園になったのだという。当時、多摩には公式野球場を求める要望が強かったことから、開発を進めた日本住宅公団(現在のUR都市機構)が同公園内への球場設置を決定するに至った経緯がある。

「かけがえのない場所」

 元高校球児という住民の一人は「学生時代、この球場でプレーできてうれしかったことを覚えている。軟式野球を楽しむ皆さんにとってもかけがえのない場所になってると思う」と話している。

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