町田 社会
公開日:2025.11.13
中RC
障害者らとサツマイモ収穫
就労支援の場目指し取り組み
社会奉仕団体「東京町田・中ロータリークラブ」(原康之会長)の会員らが先ごろ、木曽西の畑で町田市内の就労移行支援事業所に通う障害者らとサツマイモの収穫を行った。就労支援の場としてサツマイモ畑づくりを進めるプロジェクトの一環で、4年目となった今回は障害者が初めて植え付けから担当し豊作となった。
畑仕事を指導してきた市内企業の担当者は「食べるものをつくる作業に対して、事業所の皆さんは興味をもって取り組んでくれた。土いじりは気持ちを落ち着かせてくれるようです」と話し、土から丁寧にサツマイモを引き抜いていた障害者の一人は「楽しい」と笑顔をみせた。
園児らも
今回のサツマイモ収穫には市内を拠点にする他のロータリークラブ会員や保育園の園児らも参加。豊作となったサツマイモを前に「たくさん取れた」と子どもから大人まで声を弾ませながら収穫する姿がみられた。
園児らを見守った未来保育CLUB(中町)の熊澤裕人理事長は「子どもたちにとって貴重な経験となった。誘って頂き、ありがたい」とはしゃぎながらサツマイモと格闘する子どもたちに目を細めていた。一方で原会長は「今年はこれまでで一番の豊作となってうれしい。多くの方の協力を得て実施している。今後も活動を継続していきたい」と話した。
今回収穫したサツマイモは町田市社会福祉協議会へ寄贈する予定という。
農機具など贈呈
一方、この日は中ロータリークラブから、サツマイモ畑づくりを通じて支援にあたる事業所を運営する一般社団法人に農作業を円滑に行うための農機具や収穫したサツマイモの収納ケースなどが送られる場面も。贈呈式が行われ、会場となった畑は拍手に包まれた。
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