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町田 社会

公開日:2025.11.20

学生×市長、町田を語る地域活動に参加する14名が参加意見交換で見えた可能性
地域と向き合い幅広く活動を続けるさがまちコンソーシアムのメンバー(前列中央は石阪市長)

 町田市が毎年開催している「市長と語る会」。今年度は、地域で活動する大学生たちが参加し、石阪丈一市長と活発な意見交換を行いました。参加したのは、「公益社団法人相模原・町田大学地域コンソーシアム」(以下、さがまちコンソーシアム)で活躍する学生9名と事務局職員5名。子ども支援やまちづくりなど、地域と向き合いながら活動を続けている学生の皆さんです。※こちらの内容は町田市シティプロモーションサイト「まちだで好きを続ける」に公開されたものの一部です(8月21日更新)

 「さがまちコンソーシアム」は、町田市・相模原市を生活圏とする大学、企業、行政、NPOなどが連携し、地域社会の魅力を高めることを目的とした組織です。学生たちは、それぞれの立場から地域課題に関わっています。

小中学生に学習支援

 活動の中でも特に多くの学生が携わっているのが、小中学生向けの生活学習支援「まこちゃん教室」です。「まこちゃん教室」ではひとり親家庭等の小学校4年生から中学校3年生までを対象に無料で学びの場を提供しています。

 清さん「高校生と関わるために、小中学生の現場を知ることが必要だと感じました。まずは自分が楽しんで接することを大切にしています」

 今町さん「環境を整えることで、子どもが自信を持てる瞬間を作ることができます。その手応えを感じたとき、この活動の意義を実感しました」

 水野さん「やる気を引き出すのは本当に難しいです。こどもの好きな絵を描いて渡すなどの報酬に頼ってしまいがちですが、本来は自立を目指す場。そのバランスに悩むことがあります」

 秋山さん「中学生は目的があって通ってきますが、それを達成する手段が分からない子も多いです。そうした子に寄り添えるよう工夫しています」

 遠藤さん「中学生になると他人と比較されることにプレッシャーを感じているようです。プリントを小分けにして提示することで、成功体験を重ねることができるように心がけています」

 一色さん「私自身、子どものころに『こうしてほしかった』という経験が原動力になっています。だからこそ、『まこちゃん教室』のような場があることはとても大切だと思います」

 平山さん「まこちゃん教室の課外活動で2019年から続けている境川の清掃活動を通じて、確実にごみが減ってきていると実感しています。市民の意識の変化も感じます」

学生の活動を支える事務局スタッフ

 活動を行う学生のサポートも欠かせません。さがまちコンソーシアムの事務局は、企画立案から運営、広報、連携調整、施設管理まで幅広く担当し、大学・地域・行政の多様な関係者が協働するプロジェクトを支える要となっています。

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