任期満了に伴う八王子市長選挙(1月17日告示、24日投開票)で、出馬予定の現職の石森孝志(たかゆき)氏と新人の五十嵐仁(じん)氏の2人が2015年12月18日、八王子記者クラブで会見を行った=記事は12月20日時点。
石森氏は1957年生まれの58歳。東京都経済農業協同組合連合会(現全農)に勤務したのち起業。八王子市議会議員を3期務めたのち都議会議員に(2期)。12年に八王子市長選に立候補して当選。現在1期目。会見の中で、中核市移行の実現や川口物流拠点、北西部幹線道路の整備促進など主に経済についてこれまでの実績を訴えた。「市民と情報交換を続けていけば間違った方向にはならない。中核市をどのように生かすかは今後が大切。引き続き先頭で戦いたい」と話した。
初めて公職選挙に挑戦する五十嵐氏は1951年生まれの64歳。元法政大学教授で専門は政治学、戦後政治史学、労働問題など。自身の政策をまとめた「八王子八策」で選挙に臨む。その中で「市民とともにすすめるまちづくり」「平和・人権」などを強調しており、市長室開放や市政情報のわかりやすい公開、安保法の廃止などを目指すとしている。「石森市政は開発を中心とした旧来型の手法。市民の暮らし優先に転換したい。石で出来た森を50の嵐で吹き飛ばす」と話した。
八王子版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|