八王子にちなみ「8カ所」をめぐる「八王子七福神めぐり」が今年も1月1日から市内の寺院を会場に行われ、多くの人で賑わった(主催/八王子七福神会)。
「3が日を含め天候が良く気温も高く、たくさんの人が見えられました」と8寺院のひとつ、金剛院(上野町)の山田一能副住職。特にここ数年ブームになっている「ご朱印」を求める人が多かったようで、「ひっきりなしに書きっぱなしでした」と笑う。また「ランニング姿の人もよく見かけました。昨年はロードバイクが多かったですが」と、今年の傾向を話した。
1月9日、2人の幼い子を連れ同院に訪れた父親は、市内に引っ越してきて以来、毎年参加しており、「今年で4回目」という。「だんだん伝統行事にふれる機会が少なくなってきている。子どもの教育の意味で参加しています」と話した。
まだまだ七福神
八王子郷土資料館(上野町)では1月17日(日)まで、企画展「七福神 八王子の恵比寿・大黒」を開催している=写真。市内の旧家に伝えられてきた、恵比寿・大黒の彫刻や掛軸などの七福神に関する資料を展示。また高月町でかつて作られていただるまや「おめでたい絵柄が描かれた器」なども集めた。「市内の商店を紹介した双六(昭和10年の資料)などがあります。双六には、現在の営業している店の名前も見えます」と同館。「覗きケースにいれた双六や夢占いなどの資料は、実際に見て、読んで楽しむことができます」
入館は無料。開館時間は午前9時から午後5時。問い合わせは【電話】042・622・8939へ。
八王子版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|