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公開日:2018.04.26

芸者さんがラジオ番組
地元FM 「八王子ならでは」

  • 収録にのぞむ芸者のあやめさん(左から2人目)と成華さん(左)

 地域ラジオ局「八王子FM」(77・5メガヘルツ/みなみ野)で4月から八王子芸者衆による番組が始まった。芸者が司会を務め、仲間の芸者と自然体のトークをし、自分たちの活動を伝える。全国の芸者を取材するライターは「芸者が主導する番組は今まで聞いたことがない。市民との距離が近い八王子芸者衆ならではの事例」などと話す。

 番組名は「八王子芸者のチントンシャン♪彩チャンネル」。チントンシャンは芸者も弾く三味線の音を表す言葉。放送は毎週日曜日の午後6時から25分まで。6月末まで3カ月間の予定だ。

 置屋恵美寿家(えびすや)のあやめさんが司会を務め、週替わりで登場するゲストの芸者とトークを繰り広げる。その週にあるイベントの紹介などもし、「自分たちの姿」を発信する。リスナーからは「芸者衆の飾らない、ゆるい感じの『生の会話』を聞くことができる」と感想があった。

前代未聞?

 「話題になる番組と思い、依頼しました。芸者は八王子のひとつの顔。多種多様な顔を伝えることもコミュニティ放送局の大事な使命と思っています」。同局アドバイザーの八木下輝一八王子市議は番組制作の意図を話す。

 一方、「芸者衆に花束を。八王子花柳界、復活」(風声舎)の著者で全国の芸者事情に詳しいライターの浅原須美さんは「私の知る限り、現役の芸者さんがラジオ番組のパーソナリティを務めたという話は記憶にないです。少なくともワンクール通して担当するのは前代未聞ではないかと思います」とその珍しさを強調。「その提案を受けて、実現してしまうのがすごい。市民と芸者さんの距離が近い八王子だからできることではないでしょうか」とコメントした。

お座敷身近に

 あやめさんは「ラジオを通じてお座敷(宴席)を身近に感じてもらえれば。お座敷で使う曲なども流します」と呼びかける。番組は、芸者衆を応援する団体「八王子黒塀に親しむ会」をはじめ、地元企業複数社などがスポンサーを務めている。ある経営者は「八王子の伝統文化を多くの人に知ってもらう一助になれば」と支援の動機を述べた。

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