八王子版 掲載号:2019年7月18日号 エリアトップへ

浅間神社 本殿を新築 30年振り 「立派なものに」

文化

掲載号:2019年7月18日号

  • LINE
  • hatena
新築された浅間神社の本殿=13日撮影。中に立つのは森上さん
新築された浅間神社の本殿=13日撮影。中に立つのは森上さん

 台町にある浅間神社(せんげんじんじゃ)本殿の新築工事がこのほど竣工した。平成元年(1989)に建てられた、かつての本殿は柱と屋根だけのものだったが、新しく造られたのは伊勢神宮などにみられる「神明造(しんめいづくり)」を採用した。31日(水)に関係者による奉告祭が執り行われる。

5年前から検討

 浅間神社は慶長年間(1596〜1613)、大久保石見守(いわみのかみ)長安(ながやす)が塚を築いたのが起源とされている。宝永年中(1705頃)に社殿が壊れたが延享2年(1755)に石造りの社を再建した。ご神体はその260年前のもの。工事中は大事に守られ、今は真新しい建物の中に鎮座している。

 「もっと立派なものにできないかと、5年くらい前から新築の話題は出ていました。ただお金がかかること。その空気にはなかなかなりませんでした」。筆頭宮総代の富田喜代志さんはそう振り返る。造られてから30年近くが経ち、傷みも見えてきた。

 昨年秋、元号が変わるタイミングもあり「来年やろう」と富田さんが建替えを決断。「ちょうど平成になって建てられたものだったので。平成で終わるのもいいのではと」。募金活動については「5町会の氏子様に負担がかかるので最初はとても心配」だったそうだが、やってみると「予算以上のご奉賛をちょうだいいたしました」と深く感謝した。

大工の力 大きく

 主な工事を担当したのは、寺院建築に携わった実績のある大工の森上秀男さん(千人町)だ。享保年間(1716〜1736年)から続く大工一家で、伝統木造技術の習得にも意欲を持つ。富田さんは縁があって森上さんの活躍を知り今回依頼した。「わざわざ奈良の木を使うなどとても大切に造ってくれた。いい仕事ぶりにみんなびっくりしています」と富田さん。森上さんは「寺の仕事をした経験が活きた。皆さんの気持ちをのせて造りました」と竣工を喜ぶ。

「祭りで見て」

 なお31日は午後6時から恒例の例大祭(だんご祭り)がある。富田さんは「ぜひこの祭りにお越しいただき、新しくなった本殿を見ていただきたい」と呼びかけた。

富田筆頭宮総代
富田筆頭宮総代
かつての本殿の様子=富田さん提供
かつての本殿の様子=富田さん提供

プロが撮る終活写真撮影会

プロのメイクとカメラマン。司法書士の無料相談。朝どり野菜のプレゼントも

https://www.toresere.com/

<PR>

八王子版のトップニュース最新6

松姫 檜原村で舞台に

松姫 檜原村で舞台に 文化

5月上演 「通った道」の縁

2月20日号

つながり大切に30年

八幡八雲神社青年会

つながり大切に30年 社会

会員数「日本一」との声も

2月20日号

余剰パン フードバンクへ

余剰パン フードバンクへ 社会

市内工場 月2〜300パック

2月13日号

小中いじめ防止強化

八王子市教育委員会

小中いじめ防止強化 教育

来年度から新たな取組み

2月13日号

もっと自然の遊び場を

もっと自然の遊び場を 教育

主婦が活動 「子育て楽に」

2月6日号

枯れ沢 復活に一歩

浅川上流

枯れ沢 復活に一歩 社会

里山再生団体 月1で活動

2月6日号

500年機に町おこし

500年機に町おこし 社会

地域住民ら「滝山城」盛上げ 

1月30日号

あっとほーむデスク

  • 1月1日0:00更新

  • 12月3日0:00更新

  • 11月19日0:00更新

八王子版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2020年2月20日号

お問い合わせ

外部リンク