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北野町NPO 廃材で「環境かるた」 手作り まつりでお披露目

教育

掲載号:2019年10月17日号

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環境かるたを手にする会員たち。右端が岩本理事長
環境かるたを手にする会員たち。右端が岩本理事長

 子どもにも環境について理解してもらおうと、NPO法人環境活動センター八王子(北野町)が、「環境かるた」を作製した。「手作業のため増産が難しい」とのことだが、新たに6セットを作り市内6地区に配置する。11月3日(日)にある施設のイベントで一般向けにお披露目する。

 同NPOは、余熱利用施設「あったかホール」(北野町)の中にある環境学習室と地球温暖化防止活動推進センターを市から受託して運営。行政機関と連携し、環境保全や地球温暖化防止の教育を推進している。2010年に発足した。

子ども学べる

 「浅川を 元気に泳ぐ ウグイかな」など、かるた全44枚の読み札のメッセージは自分たちで考えたオリジナルだ。「浅川」のほかにも「高尾山」など、親しみを持ってもらえるよう八王子の地名を取り入れたものも。「子どもには集中力がある。ゲームの中で自然と環境を学べる」と理事長の岩本正明さん。読み札のいくつかには、例えば「ウグイ」について「からだは銀の単色でオレンジ色の縞が入った淡水魚」といった説明が加えられている。「尋ねられても上手に答えられないことは大人でもある。これなら読み手が素人でも、即席の『先生』になれる」

 2年前から構想を練り、手作業で今年の6月に第1版を完成させた。環境に配慮して、素材はできる限り「不要になったもの」を利用。紙は再生紙を使い、箱もお菓子の箱を一度分解して作り直すなどした。かるたは、同ホール内に貸出用として計5セットを用意。11月には市内6地区にあり自主的に環境保全活動を推進する環境市民会議に配布予定という。また、3日のあったかホールまつりで実際に遊んで知ってもらおうと考えている。

覚えてもらうため

 「きっかけはNPOの知名度を上げるため」と岩本さん。「年間20くらいのイベントに参加しているが、『環境活動センターです』と言ってもなかなか通じない。かるたを通して名前を憶えてもらえれば、もっと市民と密接になり活動もしやすくなる」と期待する。

 市環境政策課は「昨年、試作品を出したイベントに参加したことがあり、すごく楽しかった。子どもから大人まで遊びながら環境に優しい生活を学ぶことができる」と話す。

 「子ども会のイベントなど、個人でも団体でも貸出します」と同NPO。希望者は事務局のエコひろば(【電話】042・656・3054)へ。

このほど完成した環境かるた。絵を描いたのは、保育士をしている同NPOの協力スタッフ
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