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商店会 神楽を創作 八幡町上町 「観光資源に」

文化

掲載号:2019年10月24日号

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27日にある神楽披露のイベントで進呈される写真集を持つ中野さん=左=と、イベントのチラシを持つ会員の春日晃さん
27日にある神楽披露のイベントで進呈される写真集を持つ中野さん=左=と、イベントのチラシを持つ会員の春日晃さん

 甲州街道沿い八幡町エリアにある八幡上町商店街くらま会(中野智行会長)がこのほど、神楽を創作した。八王子の「観光資源」のひとつとして浸透していくことを期待する。10月27日(日)にある商店会のイベントで披露する。

27日 イベントで披露
セール 解決しない


 八王子駅が現在の地にできる前まで同会のエリアは映画館が所在するなど、まさに「街の中心」だった。通りは「肩がぶつかる」ほど人の往来が盛んだったというが今では商店の「歯抜け」状態が続き、大手スーパーも閉店した。「かつて70人いた会員が今は20人です」と商店会の縮小について中野さんは肩を落とす。

 特売セールや著名人を呼ぶなどこれまで様々な手段で活気を取り戻そうと取り組んできた。ただ、それらはあっても短期的な効果で、抜本的な解決にはつながらなかった。

 そこで会では、「より長期的な視点」で捉える必要があると考え、観光資源を生み出しそれを育てていく展開を提案した。八王子には幸い年間300万人が訪れる「高尾山」という巨大観光コンテンツがある。一方、山から離れた街中には、江戸時代からの歴史資源が点在する。それらをつなぎ同会も「観光地化をめざす」という思い切った考えだ。

舞踏家に依頼

 同会エリアの近隣にある産千代稲荷(うぶちよいなり)神社(小門町)は江戸時代の代官、大久保長安の屋敷内に創設された。大久保が猿楽師であったことから「八王子でもきっと踊りを教えていたのでは」と想像をめぐらせ今回、神楽を創作した。ただ神楽は神楽でも現在活躍する舞踏家に依頼し「今風」に更新したもの。「打ダンス」と称し5人のダンサーがお囃子のリズムにあわせ舞う。過去も神楽は「最新のアート」だったはずと考え、今回も観た人が新鮮に感じてもらえるように試みた。中野さんは「八王子の観光コンテンツのひとつとなれば。市内各地に広がっていけば」と期待する。イベント「神々の八幡神楽」は午後2時と5時30分から。会場は街道沿いの中央診療所駐車場(八幡町5-11)。
 

踊りを考えた舞踏家の鈴木なつみさん=中央=とダンサー
踊りを考えた舞踏家の鈴木なつみさん=中央=とダンサー

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