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市社会福祉協議会 JCと災害協定 スピード、専門性に期待

社会

掲載号:2019年11月28日号

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締結式の様子。JCの齋藤理事長(右)と社協の尾川朋治会長=社協提供
締結式の様子。JCの齋藤理事長(右)と社協の尾川朋治会長=社協提供

 八王子市社会福祉協議会(社協)は今月3日、八王子青年会議所(JC)と「災害時における協力に関する協定」を締結した。同社協にとって、他地域の社協以外の団体との協定は初めて。JCには民間団体ならではのスピード感と専門性の高さに期待をしている。

「民間」ならでは

 内容は、災害時に災害ボランティアセンターが立ち上がった際にはJCが運営に対して協力するというもの。具体的には他地域のJCに応援を要請する広報的な活動や、資機材の提供などが想定されている。社協は「行政に依頼するとどうしても書類に時間がかかる場合もある。民間ならではのスピード感は心強い」と話す。また、多業種が集まるJCならではの協力として、専門家の立場からのアドバイスに期待している。

台風19号で協力

 両者は一昨年から締結に向けての打ち合わせを進め、互いのイベントに参加するなど関係性を構築してきた。

 先月の台風19号の際には初めての協同活動が行われた。社協・市民力支援課長の若林育男さんは「締結前とはいえ、すでに知らない仲ではない。要請しないのも水くさいと思って声をかけた」と振り返る。台風から一夜明けた13日に協力を要請し、14日には高尾地区で社協職員とJCが協力して浸水した民家の泥をかきだした。当日参加したJCの齊藤祥文理事長は「写真や映像だけでは、どれだけ大変かわからなかった。作業を手伝ったが泥を出して終わりではない。普通の生活を取り戻すのは、さらに先になる」と話す。

書類以上の関係に

 JC内は被災地への協力が盛んで、齋藤理事長も東日本大震災や熊本地震のボランティアに行った経験がある。「締結前に協力できて大きな意味があった。書類だけでの関係ではなく、JCメンバーにとって、自分たちの地域・自分たちのこととして捉えることができた」と今回の協力について話した。若林さんは「土嚢袋などの資機材提供もしてもらっている。マンパワー的にも心強い」と話した。

一緒に民家に溜まった泥を処理した=社協提供
一緒に民家に溜まった泥を処理した=社協提供

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