左側が新しくなった松枝橋＝５月23日撮影
５月９日に開放
浅川に架かる松枝橋（まつえはし）が新しくなり５月９日に交通開放された。
松枝橋は高尾街道が浅川を渡る橋。これまでは１９６１年にできた橋と71年にできた人道橋が併設されていた。老朽化に伴う安全対策、交通渋滞の緩和、自転車や歩行者の安全空間の確保を目的に、東京都が２０１０年度から架け替え工事を行ってきた。
新しい橋は車道とともに歩道も広くなり、右折レーンが新設された。都では「利便性だけでなく、地震にも強くなりこれまでより安全性が向上しました」と説明する。「いつまでも地元に親しまれる橋になれば。まだ周辺の道路工事が残っており、早期事業完了をめざし安全第一で進めていきます」と話した。
｢安心して渡れる｣
地元泉町町会の田邉幹夫会長（80）は「広くなり、歩道も両側にできて良かった」と喜ぶ。かつてはオリンピックで自転車レースも行われた場所。最近は特にトラックの通行が多い印象があるそう。「見通しもよくなった。安心して渡れる」と話した。
橋の完成を喜ぶ田邉町会長
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