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公開日:2026.05.21

桑都の杜 オープンまで5カ月 関連のクラファンも始動

  • 整備が進む「桑都の杜」(八王子ミライテラスパートナーズ(株)提供)

    整備が進む「桑都の杜」(八王子ミライテラスパートナーズ(株)提供)

  • 「桑都の杜」のロゴマーク

    「桑都の杜」のロゴマーク

  • クラウドファンディングに協力を呼びかける明瀬プロジェクト長

    クラウドファンディングに協力を呼びかける明瀬プロジェクト長

 JR八王子駅南口の医療刑務所跡地に整備が進む、公園やライブラリ、ミュージアム、交流スペースが一体となった複合機能施設「桑都(そうと)の杜(もり)」。今年10月のオープンまで5カ月を切るなか、ブランドメッセージやロゴマークが発表され、関連のクラウドファンディングも始まるなど開館に向けた機運がいよいよ高まってきている。

 施設の合言葉となるブランドメッセージは「そうとう たのしい 桑都の杜」に決定。昨年5月に行われた市民共創ワークショップ参加者のアイデアや想いをもとに制作したもので、訪れた人が八王子の魅力に触れながら、さまざまな空間でわくわくと過ごし、誰もが自分らしくいられる心地よい居場所となるよう願いが込められている。

 一方のロゴマークは、養蚕・織物で栄えた八王子の歴史文化に欠かせない「繭」をモチーフにしたもの。八王子の「八」や「末広がり」の思いを込めた8つの繭を輪のように配置することで人々のつながりを表現。さらに日本の伝統色から選んだ8色で多様性を示した。さまざまな人が集い、それぞれが自分らしく過ごせる場所であってほしいという願いが込められている。市のブランドメッセージ(あなたのみちを、あるけるまち。八王子)のロゴなどを手がけた高須賀文子さんがデザインした。

伝統技術に光を

 桑都の杜は、八王子の歴史や伝統文化・産業を未来へつなぐ役割も担う。施設の運営に携わる八王子ミライテラスパートナーズ(株)の構成企業らでつくる「桑都の杜応援プロジェクト実行委員会」(明瀬聖志プロジェクト長)では、八王子の織物・染物文化を未来へつなぐためのクラウドファンディングに挑戦中だ。

 このプロジェクトでは、地元の親子らがワークショップで八王子の自然をテーマに描いた絵をモチーフに、市内の職人やプロのデザイナーがオリジナルの「桑都の柄」を制作。ハンカチやトートバッグなどのグッズとして製品化し、同施設から発信する。集まった支援金は、柄の制作や製造費、来館者がものづくりに触れる機会を増やすために活用される。

 明瀬プロジェクト長は「子どもたちが地元の伝統産業に関わり、ものづくりへの関心や誇りを持つきっかけを作るとともに、八王子の職人や工場に光を当てて、技術継承など未来へつなぐ新しい形を目指したい」と協力を呼びかける。

 支援の募集は6月15日(月)午後11時まで。目標金額は第一目標が100万円、最終目標が300万円。詳細や寄付はプロジェクトページ(https://readyfor.jp/projects/soto802)から。

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