「一度立ち止まれば、次に立ち上がるのは厳しくなる」。八王子いちょう祭り祭典委員会の石井利一会長=人物風土記で紹介=は今回中止にせず、継続を決断の理由を語る。
コロナ禍で今年のイベントは多くが中止に追い込まれている。いちょう祭りは例年2日間で50万人が集まるイベント。過密な状態になることは避けられない。祭典委員会でも、一時は開催の是非について話し合ったというが「意見のほとんどは『決行』。問題はどのように実行するか」。それがおもな課題だったという。
「いちょう祭りは市民の手作りのイベント。今では規模が大きくなり、何百という団体と連携しながら進めているが、根っこの部分はボランティア。イベント会社ではなく、沿道町会と市民が主催している。こんな祭りは他にないと思う」。だからこそ、その火を絶やさないようにしたいという。
支援を呼びかけ
八王子いちょう祭りでは現在、クラウドファンディングで支援金を募っている。支援は1000円から可能。返礼品として次回開催時の本部ステージサイドののぼり旗2本(5万円)や本部ステージバックボード(50万円)なども用意される。
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