八王子 社会
公開日:2026.04.23
八王子南RC 「いつまでも戦後であるために」 池上彰さん講演に1500人
東京八王子南ロータリークラブ(藤原忠房会長)の創立40周年記念事業が4月18日、J:COMホール八王子(子安町)で開催された。「昭和100年 戦後80年 そして、明日へ。」をテーマに、フリージャーナリストの池上彰さんが登壇。混沌とする世界情勢の中で過去を振り返り、いかに未来を築くかを市民とともに考える場として入場無料で企画された同事業に、約1500人が来場し熱心に耳を傾けていた。
国際情勢をわかりやすく
藤原会長と市川和博実行委員長のあいさつに続き、オープニングアクトとして若き4人の音楽家による生演奏でNHKスペシャルテーマ曲「パリは燃えているか」など4曲が披露され、華やかに幕を開けた。
拍手で迎えられた池上さんは、複雑化する現代の国際情勢についてわかりやすく解説。アメリカの「自国第一主義」による戦後秩序の崩壊の危機をはじめ、ウクライナ侵攻や中東情勢にも言及し、「戦争を始めるのは簡単だが、終わらせるのは本当に大変で難しいということは知っておかなければならない」と鋭く指摘した。
歴史・宗教知る大切さ
世界で起きている戦争や紛争を理解するために必要なこととして特に力を込めて語ったのは、表面的なニュースだけでなく、その根底にある各国の「歴史」や「宗教観」を深く学ぶことの大切さ。池上さんは「昨年は戦後80年だった。それは80年間、日本は戦争をしないで済んできたということでもある。これからも『戦後』であり続けるために、何ができるのか。これをもう一度、過去を振り返り考えることが必要なのでは」と締めくくった。
講演後には質疑応答も行われ、ホルムズ海峡など喫緊の時事問題や池上さんの人生哲学について話が及んだ。
市内の暁町から参加した女性(47)は「話の流れがわかりやすく、普段のニュースではわからない背景が理解できた。戦争がはやく終わってほしい」と感想を話した。
講演会を終えて藤原会長は「たくさんの方に来ていただけた。このタイミングで池上さんに世界情勢について話していただけて、とても有意義な時間となり感激している」と手応えを振り返った。
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