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公開日:2021.02.04
本気で「J」目指す
サッカー 新チーム発足
八王子からJリーグを目指す、新たな社会人サッカーチーム「FCノッサ八王子」が2月1日、発足した。「本気で参入を考えており、必ず、八王子を盛り上げたい」と運営する(株)八王子Jリーグプロジェクトの代表取締役、杉本浩司さんは話す。
八王子には都社会人リーグ1部所属チームがすでに2つある。「そのため(Jを目指すにあたり)地域のポテンシャルが分散してしまう」ことを危惧して、杉本さんらは2018年頃から両チームの合流を模索していたが、最終的な合意には至らず、昨年末から年始にかけて3チーム目として発足を決意したという。
元Jリーガーが参加
ノッサ初代監督には、元Jリーガーで指導歴もある土屋征夫さんを、アドバイザーにはJ2のFC町田ゼルビア強化部の平本一樹さんを迎えている。杉本社長とは四半世紀以上の付き合いでもある土屋監督は「八王子の人は本当に八王子という街が好き。そんな街で、暮らす人たちが皆で盛り上がれる事業に関われるのが嬉しい。市民が盛り上がる中で参入が見えてくる」と話す。
生まれも育ちも南大沢という平本アドバイザーは「現役時代からずっと八王子に恩返ししたいという気持ちがあった。街を盛り上げ、八王子の子どもたちのために頑張りたい」と話す。
市内経営者が中心
チームと同時に創立した同社は、不動産業(株)エスエストラスト(横山町)の社長である杉本さんをはじめ、取締役は青田一宏さん((株)ASAHI)、中嶋裕介さん(税理士法人アイビイエス)、北島伸高さん((株)ケイアイ)と、いずれも市内企業の経営者が務めている。その理由について杉本さんは「八王子からJリーグを目指すからには、経営も運営も広報も、可能な限り八王子の人に協力してもらい、オール八王子でやっていきたい」と話す。杉本さんがフェイスブックで新チームのことを掲載したところ、すでに「協賛したい」という声も来ているなど、周囲での期待は高まっているという。
まずは4月から開催が予定されている都の社会人リーグ4部に参加する。そこから上のカテゴリーへ昇格していくことで、Jリーグが見えてくる。「最短でもJ3に昇格するのは2028年になる。先は長いが、将来、ヴェルディと戦うことなどを目標に励みたい。その試合をみんなでワイワイ楽しみながら見れれば」と杉本社長は夢を語った。
同チームでは今後、選手の選考会を予定している。
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