コロナ禍で様々なスポーツが制限される中、今年4月に八王子空道(くうどう)協会が立ち上がった。その理事長を務める加藤泰典さん(53)=写真=に話を聞いた。
空道は、打撃・投げ技・頭突きなどが認められている実戦的な武道。「空道ではクラスターは発生してないですね。顔の前面をおおうヘッドギアのおかげかもしれません」と加藤さん。
指導は6年ほど前から行ってきたが、今年の4月に創設者の東孝氏が亡くなったことで、協会設立にはその意思を継ぐ意味もあった。
昨年、最初の緊急事態宣言が明けた6月頃から、予想に反して入門希望者が増えたという。「皆さん、体を動かしたかったのかも」。一方で、練習場所の確保は難しく、一時は公園を利用したこともあったという。現在は、台町、大和田町、狭間町の体育館やスタジオが練習場所だ。
強さに憧れて18歳から始めた加藤さん。コロナ禍の入門者も「強さへの憧れ」を抑えられないのではないかと感じているそう。「練習はマスクをして行っています。それもまた練習になります」
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