石森孝志市長は11月22日、新型コロナウイルスワクチンの市民向け3回目接種について、来年1月16日(日)から開始すると発表した。2回目接種から原則8カ月以上経過した人を対象に今月中旬から接種券などを発送する。
65歳以上は日時会場指定
新型コロナウイルスワクチン3回目接種の対象者は18歳以上で2回目接種完了から原則8カ月以上経過した人。ワクチンはファイザー社製を使用する。
八王子市によると、最も早く接種した人で8カ月経つのは1月9日。これを踏まえ「医療従事者の確実な確保」から16日を開始日としたという。1月の接種対象者は約1万8000人を見込み、12月中旬に接種券などを発送する。
また市は、65歳以上の3回目接種について、日時や会場をあらかじめ指定するとした。予約は不要で、変更する場合のみWEBサイトや電話で手続きすることになる。
これについて市担当者は「1、2回目接種のときに予約を取る手間などから『初めから指定していほしい』という声が多く寄せられた」と説明する。一方、働く世代が多く、時間の融通が利きにくい64歳以下は、1、2回目と同様にWEBや電話で予約する必要がある。
石森市長は「3回目接種を希望するすべての市民が接種できる体制を整えていく」と語った。
接種会場は八王子スクエアビル、高尾の森わくわくビレッジ、八王子オーパ、イーアス高尾、イトーヨーカドー南大沢など。
また、市内医療従事者の接種は1日から開始している。
2回目 8割超
八王子市の12歳以上のワクチン2回目接種を受けた人は41万9389人(11月18日現在)で接種率は8割を超えた。
課題としていた20代の接種率は7割弱。これに対し石森市長は「予約受け付けを前日まで可能とするなど対策に効果があった」と話す。
八王子市の11月25日の新規感染者数は0人。感染者数は累計で1万66人となっている。
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