上川口小学校(上川町)で9月12日、(株)IHIに勤める宇宙航空エンジニア・山中勉さんによる特別授業がオンラインで行われた。全校生徒の約40人が参加した。
児童たちが作った川柳のテキストデータを、ロケットで国際宇宙ステーションへ運ぶプロジェクトの一環。飛ばした川柳は半年ほど地球を回り、大気圏に再突入して燃える。そのとき流れ星のように見えることから、川柳を通じて星に願いを託すという意味が込められている。
川柳のテーマは「ミライのわたし」。この日は山中さんが宇宙やロケットについて分かりやすく説明。児童の川柳作りについてアドバイスした。「1メートル地球でジャンプできる人は、月なら6メートル跳べるよ。将来は月面でスポーツ大会が行われるかもしれない」などと話し、児童たちの想像力を刺激した。
ロケットは来年2月にアメリカから打ち上げる予定。発射から約3分で宇宙に到達する。
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