八王子 人物風土記
公開日:2026.04.16
第84回全日本学生児童発明くふう展で最高賞を受賞した 嘉手納(かでな) 杏果(ももか)さん 市内在住 16歳
「役に立つ発明」追いかけて
○…「褒めてもらえるのが原動力。期待に応えたいし、応援してくれる人に喜んでほしい」。そんな思いをエンジンに開発した『発明品』が全国733点の頂点に輝いた。魚は一般的に「赤色」を嫌うとされていたが、ニホンウナギは「青色」を嫌うことを独自に発見。これを利用してニホンウナギを誘導する仕組みを考案し、国内の歴史ある発明コンクールで最高賞を受賞した。
○…開発のきっかけは、夜行性で警戒心の強いウナギの出荷作業(池上げ)が、生産者にとって「知恵比べ」の重労働であると知ったこと。発明の動機はいつも「困りごとを解決して役に立ちたい」という気持ちだ。協力してくれる養殖場を埼玉県に見つけ出し、実験道具を抱えて単身足を運んだり、夜の海釣り場で釣り人に片っ端から話しかけ魚の特性を情報収集したり。持ち前の勢いと行動力でセオリーを覆す発見につなげた。
○…発明の原点は相模原で過ごした小学生の頃。祖母が洗濯用ハンガーの絡まりに困っている姿を見て、大好きな工作を生かして、磁石を活用した「絡まないハンガー」を考案し、小学4年生で初の特許を取得。その後も大学教授や知的財産の専門家からのサポートを受けながら「発明」を続け、これまでに取得した特許は9件にのぼる。「考えていたことが形になるとうれしい。発明はアイデアの点と点がつながるときがものすごく楽しい」
○…素顔は「あまのじゃく」を自認する活発な高校生。「やめなさいと言われると、逆に燃えちゃうんです」と負けず嫌いな一面も。気分転換は幼稚園から続けている水泳で、研究で「モヤモヤ」したときには泳いでスッキリすることを心がける。若き発明家の挑戦はまだまだ続く。
他のエリアのニュース
ピックアップ
意見広告・議会報告
八王子 人物風土記の新着記事
コラム
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











