所信表明を行う遠藤理事長
20歳から40歳までの青年経済人が集う奉仕団体「多摩青年会議所」（以下多摩ＪＣ）。多摩ＪＣの２０１６年度１月例会・新春賀詞交歓会が１月18日、多摩永山情報教育センターで多くの来賓を招き盛大に開催された。
「明るい豊かな社会の実現」を理念に全国各地で組織されているＪＣ。多摩ＪＣは１９７４年に設立され、これまでに市内で「賀詞交歓会」をはじめ、「わんぱく相撲」「ちびっこ商店街」選挙の際の「公開討論会」や「新聞記者養成事業」、「未来への自分への手紙」等の事業を行ってきた。
２０１６年度１月例会として開催された今回の賀詞交歓会には、阿部裕行多摩市長をはじめ、近隣エリアのＪＣメンバーや市内の奉仕団体など多くの来賓が出席。今年度、第43代理事長に就任した遠藤千尋氏は「多摩青年会議所は地域社会を動かすインキュベーションセンター（孵化（ふか）装置）になる！」とスローガンを掲げ、所信表明を行った。その中で、これまでのＪＣの歴史を振り返りながら時代に即した変革が必要との考えを示し、「意識調査」「他団体と連携した例会」「目玉事業の創設」など今年度の事業方針を発表。「知恵を絞り、汗をかくＪＣ。何かをやりたい若者たちの駆け込み寺になる多摩ＪＣになるべく、仲間たちと一緒に奮闘していきたい」と今年１年に懸ける抱負を語った。
その後、新たに入会した２人の新会員へバッジ贈呈式を行った後、懇親会が催された。その席で、メンバーは出席者らとの交流を深め、盛況のうちに、会は幕を閉じた。
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