多摩市の成人式が1月9日(月・祝)、午後1時からパルテノン多摩で開催される(多摩市主催)。今年は、新成人1492人が晴れの門出を迎える。加えて、今年は初めて企業からの協賛を募り、式典の出し物で商品を提供してもらうことが決まった。実行委員会では「多くの人の思いが込められた式になるので、ぜひ注目を」と話している。
多摩市では2002年から新成人たちで結成される実行委員会が運営を行い、新成人のアイデアを盛り込んだ手作りかつオリジナルの式を開催してきた。
今年の実行委員メンバーは18人。市内各中学校からの推薦や自薦で加わったメンバーが、昨夏からそれぞれにアイデアを出し、助け合いながら企画を練ってきた。そこで決まった今年のテーマは「アルバム20〜これからの人生 新たな思い出を」。これには「20歳という区切りの年を迎えて、これまでの人生に感謝するとともに、これからの人生を新たな1ページとして歩んでいこう」という思いが込められているという。
「立派な式に」
今年の注目は「ビンゴ大会」。毎年恒例の企画であるものの、実行委員会では企画が決定した際に委員会メンバーで協賛企業を募るため”外回り”を敢行。その結果、地元4企業・団体から快諾を得て、これまでの成人式にはなかった賞品を提供してもらうことが決まった。その他にも、市内各中学校から代表者を選出してクイズを出題してもらう「新成人クイズ」、新成人によるスピーチやダンス、弾き語りなどのパフォーマンスといった様々な企画も実施する予定。
実行委員長の孫昱棟(そんいくとう)さんは「当日を迎えるのをワクワクしている。出席者に楽しんでもらうことができると思うし、立派な成人式をみせられると思う」と意気込みを語る。加えて、「新成人の思い、支えてくれる大人の方々の思い、協賛してくださった企業の思いがつまった成人式になる。一生に一度しかない思い出に残るイベントにできると思うので、ぜひご出席を」と新成人に呼び掛けている。
多摩版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|