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多摩版 公開:2017年1月12日 エリアトップへ

「俳句で感性を磨いて」 東京多摩RCら 中学生俳句大会表彰式

教育

公開:2017年1月12日

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 国際奉仕団体の「東京多摩ロータリークラブ」(小林誠治会長)と、「東京多摩せいせきロータリー衛星クラブ」(福井康弘議長)が主催する「第12回多摩市中学生俳句大会」の表彰式が12月17日、永山公民館ベルブホールで盛大に開催された。

 この俳句大会は、日本文化の継承を目的に、同クラブの青少年奉仕活動として2004年から市内の公立中学校に通う中学生を対象に、多摩市教育委員会との共催、多摩市の後援を得て、実施されている。

 今年度も7月から各校に応募を呼びかけ、市立中学校9校と都立多摩桜の丘学園から2854句が集まった。その中から、俳人の由利雪二氏を審査委員長に一次選考を行い、308句が入選。その後、最終選考会が行われ、審査委員長賞に市立諏訪中学校の古賀駿介さんの作品が選ばれた。その他にも多摩市長賞や多摩市教育委員会教育長賞など入選作品100句と、優秀な作品が多かった学校に贈られる最優秀学校賞には市立諏訪中学校、俳句大会賞には市立多摩永山中学校、奨励賞に都立多摩桜の丘学園が選ばれた。

「多摩の自然が句に」

 表彰式当日は、最終選考に選ばれた作品を手掛けた生徒や保護者、関係者ら約200人が見守る中、盛大に行われた。同クラブの小林会長は「新しい時代の担い手である皆さんには、この俳句大会を通じて今後地球サイズの感性を持ってもらえれば」と中学生にメッセージを送った。また由利審査委員長は「審査委員の皆さんには中学生の心を選んでくださいとお願いした。人を関心させようとして作った俳句ではなく、多摩市の中学生、その姿が元気に表現されている句を選んでもらった。他の地域の子どもたちと違って、多摩市の中学生は虹、雲、雲の峰、川と多摩の自然を句で読んでいる。来年は多摩市の美しい自然を句にしてみてほしい」と講評した。審査委員長賞を受賞した古賀駿介さんは「自分の気持ちを素直に書いた句がこのような賞をいただけてすごく嬉しい」と受賞を喜んでいた。

直筆短冊を展示

 なお、今回、一次選考を通過した308句の作品は、1月19日(木)〜24日(火)、京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンター5階連絡ブリッジギャラリーで、生徒直筆による短冊が展示される。また2月には、全応募作品に加え、中学生が描いた表紙絵・挿絵を掲載した俳句集「やまさぐら」を発行する予定。

 展示についての問い合わせは、同クラブ事務局【電話】042・371・7588へ。

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