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逗子・葉山 文化

公開日:2026.05.08

山口蓬春記念館春季企画展「蓬春からの招待状」ー芸術の春、葉山を彩る画家たち

  • 山口蓬春『潮音』(1928年)個人蔵

    山口蓬春『潮音』(1928年)個人蔵

 葉山の地で創作に励んだ日本画の大家、山口蓬春(1893〜1971)。その旧居兼アトリエである山口蓬春記念館では現在、春季企画展「蓬春からの招待状―芸術の春、葉山を彩る画家たち」を開催中だ。

 同展最大の注目は、若き日の蓬春が志摩半島に取材した大作『潮音』。1928年の第9回帝展に出品された同作が一般公開されるのは、実に20年ぶり。伝統的な「やまと絵」の形式を刷新し、鮮やかな岩絵具で波飛沫の轟音を描き出した野心作を、間近で鑑賞できる貴重な機会となっている。展示は二部構成で、前半は蓬春が画壇を風靡した新興大和絵時代の風景表現に着目。

 後半では、蓬春と親交のあった芸術家たちの競演が楽しめる。同館の開館にゆかりのある大山忠作、加藤東一、浦田正夫、佐藤圀夫、須田国太郎らの作品が並ぶほか、戦時中に交流のあった藤田嗣治の少女像『JEUNESSE(若さ)』が初公開されているのも見逃せない。

 会期は5月31日(日)まで。5月17日(日)には「国際博物館の日」を記念し、来館者全員にポストカードの配布や、銀箔を用いたワークショップも実施される。新緑の葉山を散策しつつ、巨匠が愛した美の世界に浸ってみては。

 開館時間は午前10時〜午後4時30分(入館は4時)。定休日は月曜日(5月4日除く)・5月7日(木)。

 入館料一般600円(高校生以下無料)

 (問)同館【電話】046・875・6094

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