多摩版 掲載号:2019年1月1日号
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流経大柏関川郁万選手 「選手権でリベンジ、優勝を」  FC多摩出身 J鹿島内定 

スポーツ

意気込みを語る関川選手
意気込みを語る関川選手

 12月30日に開幕し、首都圏で開催されている「第97回全国高校サッカー選手権大会」。激戦区の千葉県予選を勝ち抜いた昨年の準優勝校・流通経済大学付属柏高校に、多摩市のクラブチーム・FC多摩出身の選手がいる。その選手は、関川郁万(いくま)選手(3年生)。これまで世代別の日本代表にも選ばれ、J1・鹿島アントラーズへの入団が内定。今大会、ディフェンダー(DF)として最も注目を集めている選手の一人だ。1月2日(水)に初戦を迎える関川選手に意気込みを聞いた。

 八王子市みなみ野出身の関川選手。3歳の頃からボールを蹴りはじめ、それからはサッカー一筋。幼稚園、小学校と地元のサッカークラブに通い、「仲の良い先輩がいたから」と中学生の時にFC多摩に入団した。様々なポジションを経験し、1年生の中盤から本格的にDFになった。

 FC多摩ジュニアユースでは、全国大会に出場。その時に、熱心に試合を訪れ、声を掛け続けてくれた千葉の強豪・流経大柏に進学を決めた。「振り返ると、中学3年間は練習がきつかったけど、試合で勝てていた。今の自分があるのは中学時代の下積みと、監督、コーチのおかげ。感謝しかないですね」と笑顔で振り返る。

 流経大柏は、全国の中でも、最激戦区と言われる千葉県でトップを争う強豪チーム。チーム内も130人以上の猛者が集まる。その中で、守備の要となるセンターバック(CB)としては決して大柄(現在182cm)ではないものの、持ち前の空中戦や対人プレーの強さを買われ、1年生の頃からレギュラーとして試合に出続け、世代別の日本代表にも選ばれた。

 昨年は、インターハイ優勝、選手権では決勝進出の立役者となった。その選手権で膝に怪我を負い、大会終了後に手術。半年近く戦列を離れた。「体の仕組みを学ぶことができ、自分と向き合う時間ができた」とプラスに捉えている。

 今季、チームはインターハイでは千葉県予選で敗れてしまい、高円宮杯プレミアリーグでも優勝を逃した。残るタイトルは、選手権だけ。予選では、決勝で好敵手の市立船橋を2対0で破り、全国への切符を手にした。「市船をゼロに抑えて、いい戦いができた」と振り返る。

「勝って喜ぶ姿を見てほしい」

 その選手権は2回戦から登場。2日に、フクダ電子アリーナ(千葉県)で徳島市立と対戦する。「選手権には難しさ、楽しさがある。それを他の選手に伝えていきたい」と、昨年の舞台を経験した選手たちとともにチームを牽引していく。「昨年のチームに比べてまだまだ。勝ち上がりながら成長していきたい。3年生は負ければ終わり。いつ終わりになるかわからない。上ばかり見ず、一戦一戦戦い抜くだけ。そして最後には昨年のリベンジ、優勝できれば」と意気込みを語る。

 そして、その先には次なるステージが待っている。昨年、アジアチャンピオンに輝いたJ屈指の鹿島への入団が内定。春からは、これまでに秋田豊、中田浩二、昌子源、植田直通ら日本代表のCBを多く輩出した名門の門を叩く。「まずはチームに溶け込むことが大事。ここでレギュラーをつかめたら、その先のW杯も夢じゃない。1年目からガツガツいきたい」と野心をのぞかせる。

 「今までお世話になったチーム、関係者への感謝を忘れず、みんなの期待を裏切らないように、チームのためにしっかり戦いたい。晴れ舞台で勝って喜ぶ姿をぜひ見てほしいですね」。まずは選手権での勝利。今後への飛躍を誓った。

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