昨年から「KAOFES」に参加している企業のひとつ「多摩興運(株)」。「利益云々でもなく、行政が主導しているイベントでもない。そうしたイベントに声を掛けていただき、地元企業として応援したいと思って参加させていただきました」と話すのは同社総務課課長補佐の小礒和樹さんだ。
1971年に創業した同社は、多摩市と町田市から委託を受け、一般・廃棄物の収集運搬を行うほか、民間救急車による患者等の搬送業務、遺品・生前整理等の生活サポート事業などを多岐にわたって手掛けている。
初めて参加した昨年、ゴミを運搬するパッカー車を展示し、子どもたちに清掃体験してもらうブースを出店した。以前と比べて子どもが外で遊べる場所が減り、遊ぶ姿をあまり見かけなくなったと感じていた。「全力で子どもたちが遊んでいる姿に心打たれましたね。改めて良いイベントだなと感じました」と微笑む。
少子高齢化が進む中で、子どもたちを育むために地元の企業、団体が手を携えて支えていく。その子どもたちが笑顔で楽しむ場所がこの地元にある。「夜には花火も上がるし、みんなが楽しみ、喜ぶイベントに協力できるのは地元企業としてありがたいです」と話す。
今後もブースの出店を検討しているという。「学校で話題になり、子どもはもちろん、大人も一緒に楽しめるイベントになっていってほしいですね」。そう期待を寄せ、これからも「KAOFES」を支えていく。
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