意見広告・議会報告
意見広告 老朽化した多摩永山病院に「唖然」 元稲城市議会 副議長 伊藤ちか子
一昨年、右目下にあずきサイズのポリープができ、紹介状を持参のうえ、永山の日本医科大学多摩永山病院へ。おかげさまで症状は回復に向かいましたが、診療とは別のところで「唖然」としました。建物は老朽化しており、待合室や検査室が狭く、とても高度・急性期医療を担う基幹病院とは思えなかったのです。聞けば、建て替えが検討されているといい、多摩市のHPによると、長く進まなかった工事の着工開始が2026年度とされていたものの、病院側は努力目標としているとのことでした。
市立病院開院に携わる
私は稲城市の市議会議員として、98年の稲城市立病院の開院に携わり、需要が高まっていた「もの忘れ外来」の実現や、市民の利便性を高めるためにボランティア制度の導入などに取り組んで参りました。その経験もあり、病院は地域の拠点となるところであるべきという思いを強くもっています。その機能を守るための対策が後回しになって良い訳がありません。時間が経過するなかで外部環境が変化し、病院の建て替え計画がいつの間にか努力目標に置き換わってしまった。早急に対策を取るべきと考えます。
検討委員会を
例えば、建て替えに関する検討委員会を市民の手で立ち上げ、早急な建て替えを求めていくのはいかがでしょうか。そして、単に建物を新しくするだけでなく、最新の医療を受けられる病院にしていく――。多摩市民になった今、そんな思いをもっています。
伊藤ちか子
多摩市諏訪1-54-8 永山パークハイツ205
TEL:042-331-4027
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