第8回目 感孚風動 井上 貴雄
三月十一日午後二時四六分、経験のないような揺れを体験しました。地面ごと揺れると言う経験はなかったので、緊張しました。
それでも大和市では震度5弱。しかし、揺れが五分ほど続いたため余計に大きく感じたのでしょう。
その後の報道で、東北関東大震災は、最大震度が7。マグニチュード9。世界的にも最大級の地震でしたが、津波の凄まじさに驚愕しました。
消防本部の災害対策室において、テレビでの被災地の実況映像を見ながら、とんでもない事が起こってしまったことへの恐怖の思いとやりどころのない思いが入り混じって、非日常な出来事を目の当たりにしたことで、変な妙な、言葉では表しにくい気分になりました。
幸い大和市では大きな問題は起きませんでしたが、滞留帰宅難民と言われる方々を公共施設への退避など行政側も対応に追われたようです。
また、震災の起こった日、直ちに緊急消防援助隊が組織され第一陣が被災地に向かい、十四日には第二陣が現地入りし、救援活動をしてくれています。
被災の無かった、私たちは、自分たちに何が出来るか、何をすべきかを考え、日頃から、もっともっと災害に対する対応を考えることも大切な事だと思います。
地震当日の夕方くらいからスーパーやコンビニの商品流通が間に合わず、かなり混乱もありました。
市内にも被災地に関係のある方も多いと思います。被災された方々にお見舞い申し上げると共に、亡くなられた多くの方々のご冥福を祈ります。
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