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公開日:2026.05.22

大磯町延台寺 虎御前の霊石を公開 曽我物語にゆかり

  • 虎御石の説明をする中島住職

    虎御石の説明をする中島住職

 鎌倉時代の敵討ち『曽我物語』に登場するヒロイン・虎御前をまつる大磯町の延台寺(中島源吾住職・大磯1054)で5月24日(日)、「虎御石」の特別公開が実施される。午後1時〜4時30分。無料。

 虎御前は山下長者の娘。子宝に恵まれなかった夫婦が虎池弁財天に願を掛けると、小さな石を授かり、女児が生まれて虎と名づけた。虎の成長とともに石も大きくなったと伝わっている。

 舞の名手だった虎御前は、曽我十郎と恋仲に。十郎が虎御前を訪ねたところを、仇討ち相手の工藤祐経の刺客に襲われ、この石が身代わりとなって助けたという。石には弓矢が刺さったような跡と、刀傷のような割れ目があり、触れることで安産や厄除け、大願成就などのご利益があるとされる。

 仇討ちを遂げた兄弟亡き後、虎御前は19歳で出家。延台寺のはじまりとなる庵を結び、兄弟の菩提を弔った。

 歌川広重の「東海道五拾三次之内」で、「大磯 虎ヶ雨」のモチーフにもなっていることから、中島住職は「江戸時代には観光名所の一つとしてお寺に訪れる人も多かったのでは」と話す。

 江戸時代、寺の近くにあった「虎の湯」で火災があった際には、虎御石を抱えて逃げた人もいたといい「地域の人にも大切にしてもらって、虎御石の言い伝えが今につながっている。曽我十郎と虎御前の恋には悲しい部分もあるけれど、この石があることで歴史を身近に感じることができる。ぜひ訪れてほしい」と話していた。

 問い合わせは同寺【電話】0463・61・0742。

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