上和田野鳥の森の自然保護を行っている「トコロジストの会」(弘中健一会長・68歳)が5月12日、『キクメハシリグモ』を発見した。
『キクメハシリグモ』はクモ特有の網を張らず水面を移動し、水中に潜ることもできるキシダグモ科の仲間。大分、福岡、大阪、東京、千葉など1都1府7県で生息が確認されているが、神奈川県では初だという。
同会は昨年8月より森内の水辺にビオトープ(生物の生息地)を整備。5月12日に観察会を行ったところ、クモを発見し撮影した。
日本蜘蛛学会評議員の谷川明男さんに鑑定を依頼したところ、「キクメハシリグモに間違いない」と特定され、5月28日発行の同学会のニュースレター『遊絲』でも紹介された。
弘中会長は「思わぬ発見に驚いている。これからも観測を続けていきたい」と話している。
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