引地台公園内の「引地台温水プール」で6月28日午前、500万人目の利用者が訪れ、記念のセレモニーが行われた。
500万人目の利用者となったのは、大和市下鶴間の永鳥壽香(なが とり す が)さん(90歳)。80歳を過ぎてから水泳を習い始め、現在は息子の永鳥泰正さんと週2回ほど温水プールを利用している。
「使いやすい」
永鳥さんが車いすを使うようになったため、安全に泳げる場所を泰正さんが探していたところインターネットで引地台温水プールを見つけたという。「体にハンディをもつ人の更衣室やトイレ、安全に歩けるスロープや手すりがあるプールは近隣にあまりなく、とても使いやすい」と泰正さん。
永鳥さんは「いつも息子がいろいろ調べて連れて行ってくれるので楽しめます。
プールの人に優しく話しかけてもらえるので嬉しいです」と笑顔で話していた。
この日は、指定管理者の大和市スポーツ・よか・みどり財団の村瀬富彦理事長が永鳥さんに花束と記念品を贈呈。居合わせた利用客とプールスタッフも2人に大きな拍手を贈った。
財団では「これからも安全で楽しい施設をモットーに皆さまに楽しんでいただけるプールであり続けられるよう、スタッフ全員初心に戻って励んでまいります」としている。
人気の施設
引地台温水プールは、ごみ焼却施設、環境管理センターの余熱還元施設として1991(平成3)年に整備され、大和市スポーツ・よか・みどり財団が指定管理者として運営している。
開業から22年目の現在でも年間約20万人が利用する人気の施設。利用料は3歳〜中学生200円、高校生以上400円(条件付き割引有)。月曜定休だが7月20日から8月31日までは無休(1回2時間まで)で営業する。各種教室もある。
問い合わせは引地台温水プール/【電話】046・260・5757へ。
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