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公開日:2012.08.03

光中出身二橋大地選手
夢の切符つかんだ
盛岡大付属の4番、通算39号アーチで甲子園へ

 大和市出身の二橋大地選手(3年)が所属する盛岡大付属高が、7月26日に行われた全国高校野球選手権岩手県大会の決勝戦を制し、4年ぶり7回目の甲子園出場を決めた。二橋選手は決勝戦で高校通算39号の本塁打を放った。



 二橋選手は、文ケ岡小1年の時に軟式少年野球「桜森ベアーズ」(井上晴夫代表)に入り、投打の要として活躍。光丘中に通いながら硬式野球「瀬谷ボーイズ」で3年間を過ごした。高校は岩手県の強豪、盛岡大付属に進学。昨夏には大会直前の選手入れ替えでベンチから外れた。父・和之さん(45歳)は「悔しさをバネに成長したのでは」と話す。



 昨秋からは主軸を任され本塁打を量産。3年春からは4番に定着し、7年ぶりの春の県大会制覇。東北大会ベスト4入りに貢献した。



 今夏の選手権岩手大会では、準決勝までの5試合で17打数8安打と活躍。準々決勝では通算38号の本塁打も放った。



 26日の決勝戦では、準決勝で高校最速の160キロを記録したプロ注目の大谷翔平投手擁する花巻東と対戦。1-0で迎えた3回表には1死から走者2人を置いて通算39号の本塁打を放ち、5-2で勝利。甲子園出場を決めた。



 本紙の取材に二橋選手は「お世話になった大和の皆さんに恩返しができた。甲子園では全国制覇を目指して頑張ります」と意気込みを語った。母・千賀子さん(43歳)は「本当に嬉しい。甲子園でも頑張って」と愛息子にエールを送った。



 全国選手権大会は、8月8日に甲子園球場で開幕。

 

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