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大和 社会

公開日:2012.09.21

下和田間塚恭一さん
台風被害の記録と記憶
 54年前の写真発見、市に提供

  • 写真を保存していた間塚さん

  • いちょう団地が建設された現在の境川

 伊豆半島から関東地方を中心に1200人以上の死者・行方不明者を出した1958(昭和33)年9月27日の台風で氾濫した境川流域の様子を撮影した写真がこのほど、下和田の間塚恭一さん(77歳)の自宅から見つかった=写真上。



 「狩野川台風」と呼ばれるこの台風は、同年9月26日夜に伊豆半島の東を通過、27日午前0時ごろ神奈川県東部に上陸した。大和市域では境川が「大氾濫」を起こし、川沿いの田んぼがほぼ水没。道路や鉄道も不通となったという。



 この写真は、台風による大雨で氾濫した境川を下和田地区でとらえたもの。収穫目前の稲が浸水被害を受けた様子を撮影して繋ぎ合わせている。撮影場所は、横浜市側のいちょう団地付近から大和市側(西側)を撮影したものとみられる。



 間塚さんは古い写真の収集が趣味で、8年ほど前に知人を介してこの写真を入手。自宅で探し物をしていた時に偶然見つけたという。



貴重な史料



 この写真を見つけた間塚さんは「記録として役立てられないか」と、大和市に連絡したところ担当課から「災害の記録はあまり残っていない。貴重な史料」と返答があったという。そこで、この写真とあわせ、台風が直撃した当時の記憶を呼びい起こしながら文章にまとめて提供した。



 間塚さんは「当時は23歳だった。あのすさまじい豪雨と、翌朝の静まりかえった境川の様子が今でも忘れられない。境川の水害に何度も見舞われた大和市の歴史の記録として残すことができてよかった」と話している。

 

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