大和市は4月から、公益財団法人・日本サッカー協会(大仁邦彌会長・JFA)=東京都文京区の「JFAこころのプロジェクト」を、市内すべての公立小学校で実施する方針を固めた。対象は5年生の全てのクラス。
「JFAこころのプロジェクト『夢の教室』」は、2007年にJFAがスタートさせた社会貢献事業。
日本代表やJリーグ、なでしこリーグなどに所属するサッカー選手やサッカー以外のスポーツ選手をはじめ、そのOB/OGらが「夢先生」として教壇に立ち、夢や目標を持つことの素晴らしさやフェアープレー精神、助け合いの重要性を伝える。教壇に立つ「夢先生」は567人(1月23日現在)で現役のトップアスリートも数多く含まれている。
2011年度末までに1351校で3378回の授業を実施している。
小学5年生が対象となるこの授業は、前半の35分で体を動かしながら、ルールを守ることや協力し合うことの大切さを学ぶ。後半の55分では「夢先生」の体験をもとに、夢を持つことと、あきらめずに努力することの大切さを学ぶ。
大和市では今後、JFAとの間で協定を結び、5月から来年3月までの間で市内公立小学校すべての5年生59クラスで「夢の教室」を実施することにしている。
大和市によると市の事業として実施するのは県内初で、実施クラス数も全国最大規模だという。事業費は300万円を見込む。
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