桜ケ丘中央病院 4月3日に移転開院 検診機能など強化
老朽化にともない、建設が進められていた医療法人社団哺育会 桜ヶ丘中央病院(島崎猛院長)の新病院がこのほど、福田1の7の1に完成し、3月20日に竣工内覧披露会が行われた。
桜ヶ丘中央病院は1980年12月に設立。大和市南部の中核病院として、長く地域医療に携わってきた。
30年を経て施設が老朽化したことにともない、耐震や防災の観点から2011年の12月に新病院の建設工事に着工。今年2月28日に完成した。
新病院は、地下1階地上7階建て。延床面積は約9200平方メートルでベッド数は171床。診療科目は内科、外科、整形外科、小児科、循環器内科、リハビリテーション科など13科。常勤・非常勤を合わせ350人のスタッフが従事する。
新たに、明るく開放的なリハビリテーションルームを設置したほか、検診部門を独立。地域住民や企業の定期健康診断を通して、疾病予防に力を注ぐ。また、MRIなど診断機器の充実も図っている
新築移転にともなう竣工内覧披露会には、市内の医療関係者や地域の住民ら500人以上が来場。同院スタッフの案内のもと、真新しい病院内を見学し、見晴らしのよい7階のリハビリルームや手術室などに感嘆の声をあげていた。
島崎院長は「医療の進歩にともない、より充実した診療を受けていただける病院になったと思います。今後も大和市や大和市医師会とも連携し、安心で安全な医療を提供できるよう、努力していきたい」と話していた。
現在の病院での診療は3月30日(土)まで。31日(日)から4月2日(火)の期間は全科休診とし、移転作業を行う。新病院での外来診療は4月3日(水)からとなる。
問い合わせは桜ヶ丘中央病院/【電話】046・269・4111へ。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|