大和市内の飲食店が参加し、B級グルメ王座を決める第4回「Y─1グランプリ」が11日に引地台公園で開催され、初出場の「炭火焼肉酒房 青とうがらし」(大和東)提供の『俺のすじ煮』が来場者の投票の結果、優勝した。
優勝した『俺のすじ煮』は、牛すじ肉、大根、ニンジン、ネギ、ニンニクの芽などの材料を5時間以上かけてじっくり煮込んだもの。味付けは醤油ベースで、井上俊一店長(29)いわく「古き良き時代の大和をイメージした」そうだ。
5年ほど前から冬期限定で店舗でも販売していたが、今回のY-1用に子どもから高齢者まで食べやすいように改良を重ねたという。 また、スタッフも営業後や昼間に集まってミーティングを重ね、迅速なオペレーションを徹底。用意された約800食がイベント開始から2時間半で完売するほどの人気だった。
2年前のリベンジ
実は同店は、2年前にも「もつ煮串」という料理でY-1に挑戦したことがある。しかし、予選会を通過できず涙を飲んだ。
料理長の佐藤崇さん(24)は「その時から、いつかY-1に出場したい想いは持ち続けていた。だから今回は優勝を狙うというより、本選を経験して楽しみたい気持ちが強かった」という。
井上店長も「優勝はまったくの予想外。ただ、大和代表にしていただいたからには、市内各地のイベントにも積極的に参加し、多くの人に食してほしい」と話している。
『俺のすじ煮』は同店でも390円(税別)で販売されている。
市民まつりに21万人
Y-1グランプリは、「大和市民まつり」の一環として開催されているもので、予選会を勝ち抜いた9店舗が出場。来場者が美味しいと思った料理に投票し、その票数で順位を競う。今年から各店舗に500枚の投票権を配布する形式に変更された。
準優勝は「南林ラーメン」(南林間・南林家)、3位は「大和名物 新やわらかホルモン炒め」(南林間・珍満)だった。一般来場者らが審査に参加した審査員特別賞には「大和メンチーズドッグ」(南林間・つくば屋)が選ばれた。
主催者発表によれば、市民まつりの来場者は10日が7万5千人、11日が13万5千人。2日間の来場者は、昨年を5万人上回った。
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