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公開日:2014.07.25

大和市
市立中学校に製氷機
熱中症対策に一役

  • 90kgタイプの製氷機

 大和市では中学生の熱中症対策の一環として、市内の全市立中学校9校に大型製氷機の導入を決定し、7月14日から16日の間に8校に設置を完了させた。校舎の改修工事を行っているつきみ野中学校には、工事終了後の冬頃に設置される予定だという。予算は9校分で715万9千円。



 主管する保健給食課によると、今回導入されたのは90kgと230kgの製氷機。各学校が設置場所や需要に応じて選択したという。運用は学校に一任し、修理が必要な場合などは同課が請け負う。同課では「熱中症は命に係わる危険性もある。部活動時や普段の学校生活でも活用していただき、熱中症の予防に役立ててほしい」と話している。



救急搬送も増加



 大和市消防本部救急救命課によれば、大和市内では7月22日までに熱中症とみられる救急搬送が21件起きている。うち15件が7月に入ってからで、気温の上昇を受け、救急搬送数が増加しているという。



 同課のまとめでは、今年最初の熱中症による救急搬送は5月18日。以降、5月は2件、6月は4件だった。



 年齢別では、20歳以下が1人、20代が1人、30代が3人、40代が5人、50代が2人、60歳以上が9人。屋内外の比較では、屋内が7人、屋外は14人。男女別では男性が17人と約8割を占めた。同課では「昨年同時期と比べると少ないが、夏の本番はこれから。こまめな水分補給などで予防してほしい」と話している。

 

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